ステンレスプレファブ加工管
耐食性に優れ、軽量なステンレスプレファブ加工管は当社の主力商品です。
一般建築向け主体のSU薄肉管から、プラント、浄水場向け主体のスケジュール厚肉管まで、当社のプレファブ加工管は製作できます。
管種も、SUS304、SUS316を中心に幅広く対応可能です。
加工管の溶接は、TIG自動溶接を主力として採用、検査も三次元測定機設備を完備し、高い完成精度を誇ります。浸透探傷検査(PT)、放射線透過検査(RT)、水圧空圧試験、ヘリウムリーク気密試験等、特殊な検査についても対応可能です。
フランジ接合
当社のフランジ接合方式には主に下記の3方式になります。
①溶接フランジ接合
FF(板)フランジを隅肉溶接と呼ばれる溶接方法で、内外面溶接します。
②ラップジョイント+ルーズフランジ接合
管端にラップジョイント管継手(スタブエンド)を溶接する事により、ボルト穴位置を自由にできるルーズ(遊合形)フランジで接合します。
フランジ材質はSUSのみで無く、より安価な白メッキ製、絶縁機能のあるナイロンコート製と、選択の幅が広がります。
③管端つば出し(フレア)加工+ルーズフランジ接合
管端を専用フレアマシンでつば出し加工し、ルーズフランジで接合します。
ラップジョイントが不要になり、溶接が無くなるので、コストメリットが高くなります。
※用途、口径、肉厚により使用できない事がありますのでご確認ください。
ハウジング継手接合
一般建築の給水や消火配管等で主に使用され、フランジ接合に比べ、以下のような特長が有ります。
★基本ボルト2ヶ所の締め付けだけで、施工できるので、作業時間の大幅な短縮が図れます。
★フランジ接合より、外径が小さくなるので、より狭いスペースで施工が可能になり、躯体の梁貫通孔も小さくできます。
★フランジ接合より、可とう性、伸縮性があるので、層間変位等の吸収が図れます。
接合方式としては、主に以下の2種類があります。
①グルービング加工方式
パイプにロール形成により溝(グルーブ)を設け、係り止めとする方式。
②リング溶接方式
パイプにSUSリングを溶接し、係り止めとする方式。※①より耐圧性に優れる。
※耐圧、口径、肉厚により推奨方式が異なりますので、ご確認ください。
各種枝取り出し
計器類のタッピングや小口径の枝出しは、ソケット、ニップルの他にメカニカル継手(袋ナット)への接続も可能です。